2001-06-07 第151回国会 参議院 国土交通委員会 第15号
新大久保駅の事故以来、私どもは特に改めてその点について関係者へ注意を喚起させていただいたところでございますが、非常停止ボタンあるいはプラットホーム下の退避スペース、ホームさく等の物理的な安全対策をとらせていただいております。
新大久保駅の事故以来、私どもは特に改めてその点について関係者へ注意を喚起させていただいたところでございますが、非常停止ボタンあるいはプラットホーム下の退避スペース、ホームさく等の物理的な安全対策をとらせていただいております。
具体的な安全対策の内容でございますが、列車速度が高く、かつ一時間当たりの運転本数の多いプラットホームを中心としまして、一つは、非常停止押しボタンまたは転落検知マットの整備を行う、それからプラットホーム下の退避スペースの確保を行う、それからホームさく等の設置についての具体的な検討を行う、それから旅客に対する注意喚起の徹底を図るといったようなことを具体的に指示して実施しているところでございます。
そのために、少なくとも私は、去る二月十九日、各鉄道事業者に指示をしたところでございますけれども、この指示に基づきまして、私は具体的には、列車の速度が速く、しかも一時間当たりの運転本数の多いプラットホームを対象として、非常停止押しボタンまたは転落探知マットの整備、プラットホーム下の退避スペースの確保など、対策を順次実施していくように指示したところでございます。
非常ボタン、プラットホーム下の避難スペースの確保、ホームさく。しかし、これはお金がかかる。それで、鉄道業者に、さあおまえたちがやってくれと言っても、はいわかりましたとなかなか言えないんじゃないかという気もするのです。
この電車は下り線からこの交叉点を渡りまして、上り線の方のプラットホーム——下が海側で、上が山側になつておりますが、山側のプラットホームに入るという予定に相なつておつたのでございます。この渡り線のところで、渡り線と上り線との間に高さの差を生じて、パンタグラフがその高低の差のすき間へすり板をつつ込みまして、そこで架線を切るという事故を起したというふうに推定されるのであります。